労働

久々に自身のブログをPCから閲覧

自分のブログを携帯からでなく、PCから閲覧。 自分のコメント欄から、どこからやってきたのかを見ることができるので、何に引っかかってこんな辺鄙なところにくるのかと思えば、最近では、「セカンドバージン」がらみが多いようで。 しかも結末を知りたい人…

Oliver E. Williamsom(1975)『市場と企業組織』

第3章まで読み終えました。 平野光俊(2009)を読んだことがきっかけなんですよね。この本を手に取ったきっかけって。 まったく意味を理解しないまま読んでいたのですが、伊丹・今井・小池(1981)を読むことを勧められて、そこで内部取引について関心を持ちまし…

雇用形態多様化の変遷

これも、前日に取り上げたものと同じようなものです。 こちらは、3時点の調査結果をもとに、どのように動いてきたのかを事細かに説明してくれるものです。PDFであったので、読んじゃいました。中身は、正直なところ表を見れば事足りるじゃん? という思いも…

能力開発の規定要因

というものを読んでいます。 「能力開発をした」を1、「能力開発をしなかった」を0とする、ダミー変数を被説明変数にした、ロジットだかプロビットだか忘れましたが、そのような分析手法を用いた結果を。正直、結構長くて疲れる。けれど、なかなか読みごた…

派遣社員減少

日経一面記事に派遣社員現象という記事がありました。これによれば、登録型派遣社員が大きく減少したことから、派遣社員が減少したということらしい。 派遣社員には、登録型と常用雇用型の二種類がある。前者は、仕事が発生したときに雇用契約を労働者と派遣…

世帯所得がどうだとか

日経の三面記事に世帯の所得が減少したという記事がありました。 さて、このような記事を見るたびに思うのですが、もう少し根拠となる情報を欲しいと感ずるのです。正確な比較ができているのかどうかがちょっと怪しいのかなぁ。給与所得が云々というのは、低…

女性の非正規は減った

女性就業者のうち、非正規雇用が占める割合が減ったようです。 と、これいつのニュースでしたっけ?そのときに思いついたことといえば、 女性就業者の非正規雇用が減った要因とは何なのか? という疑問。そういえば、またヤフーニュースか何かをさらーっと見…

教育費用と機会費用

雑記にしようかどうか悩んだのですが、一応カテゴリを分けることとする。さて、教育費用と機会費用。教育費用とは、人に対する投資とみなしていいのかな。それにかかる費用。教育を行うならば、少なくとも教育にかける費用以上に収益を得られると見込むこと…

就職率

日本経済新聞に出ていたのですが、 就職率が今年は8割程度とのことです(1面記事の見出しくらいしか読んでません)。 この就職率は、 もちろん内定者は分母にも分子にも入る。 分母には、現在就職活動中の者が入ります。なので、諦めちゃった場合には、入りま…

外注処理か組織内処理か

表題のとおり、どちらを用いる方がコストが安く済むのか、というはなし。いつだったかなぁ? 就職活動をしていたころだったかなぁ?行く先々で、「アウトソーシング」という言葉を耳にしたと思います。 それは、「アウトソーシング」されたのか、 「アウトソ…

資格主義?

書いたものが消えちゃった…。 そこそこ、長く書いたものだったのに…。ま、大したことは書いていないけど、 でも、ショックだ。 書いた内容は次のようなこと。 「手に職」を求めて転職者が増えている。労働者が「手に職」を求める理由は、労働者が職業能力を…

日本の若者と雇用

日本の若者と雇用 −OECD若年者雇用レビュー:日本作者: 濱口桂一郎,OECD,経済協力開発機構,中島ゆり出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2010/01/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 82回この商品を含むブログ (6件) を見るを買いました。といっても、買っ…

若年失業率

過去最悪の数字だとか。 確かに10%越えを見た記憶はありますが、 14%?どこの国の話? フランスのこと? と、日本ですね。 中卒と高卒を合わせた数字なのでしょうか。従来より、若年層の失業率は高く、かつ入職率も高かった。 だから、そこまで心配するほど…

マスコミが示唆させる非正規雇用のイメージ

確か、ワークシェアリングの話が出ていたころの話だと思います。 一昨年末の派遣切りから昨年3月頃に取り上げられたものといえばいいのでしょうか。ワークシェアリングを本格的にどうにかしないといけなさそうな、そんな状況において。 「ワークシェアリング…

平均所得

平均所得が300万円というニュースをいつだったか(この先の日付かも?)見た気がします。 この平均所得の見方は、 東京に限れば500万円だったような。 その記事で出ていのは、ほかには沖縄があって、沖縄が低かったような気がしています。まず、47都道府県だ…

給与は職能給か職務給か

ちなみに私の勤めているところは、どちらだろうか。 一律なので、職能給でも上がらない仕組みといえばいいのか、 みんな大した仕事なんてしない雇用区分だから、大した仕事でないという十把一絡で職務給かもしれない。「能力もってなくてもできるよ」「あな…

ワーカホリック

「ワーカホリック」とは、仕事中毒。 この言葉の定義は難しいです。統計的に表れるのは、労働時間が相対的に多い人。 さて、これをどう定義したらはかれるのか。給与がほしくて長時間労働しているのか。 残業せざるを得なくて、不本意ながらの長時間労働なの…

給与・労働時間が最大の減少

本来2日付のものですが 表題の記事を夕刊でみました(日経2月2日夕刊)。 ちら見なので、数字とかは気にせずに行きましょう。 給与・労働時間が減少というのは、 所定内労働時間によるものではなくて、 所定外労働時間が減少したことによるものです。 所定外…

深刻な失業率2

2ということで、前回の続きです。 何書いたっけ? 就業意欲喪失効果と追加的労働力効果については、触れたかな。失業とは、労働需要と労働供給のミスマッチによるもの。 しかし、均衡点においてさえ、失業率は存在する。と、同時に欠員率もそこそこ存在する…

深刻な失業率

失業率悪化の裏側には、 求職者が増えたのか、 失業者が増えたのか、 ここが明確にされていない。定義では、完全失業者/労働力人口(非労働力人口を除く)なので、 求職者が増えれば、分母も分子も増える。 失業者が増えたときは、分子だけが増える。労働力人…

公設派遣村にいたのは失業者なのか?

そのような疑問も浮かびます。 無論、「普通の失業者」もいると思います。 むしろ、普通の失業者の方が多いのでしょう。でも、その中にはたかりもいたのでは? という疑問があるのです。無論、失業者が労働へのインセンティブを持ったまま、 どうしようもな…

差別の経済学

差別の経済学で有名なのは、やはりBeckerでしょうか。 人的資本理論で有名です。ノーベル経済学賞を受賞したことでも有名でしょう。Beckerの差別の経済学は、 労働市場を意図するものなんだろうな。きっと。 Beckerの著作は「人的資本」を読みましたが、 ぱ…

暇つぶしパート

かつての社会経済国民会議白書で、今の社会経済生産性本部かな? 「暇つぶしパート」という言葉があったそうな。 暇つぶしパートを追い出せ…とか、そんなニュアンス。短時間勤務のパートタイマーをそのように見ていたようです。 今はどうなんでしょうね?確…

公設派遣村

今年もできていたのですね。 年末に見てたマスコミ報道では、 「今年は派遣村ができない」と言っていたのですが、 それは、 公設ではできるということだったのですね。 年明け早々、鳩山首相が公設派遣村を訪ねてるのを、これまたマスコミで目にして、 弱者…

小池批判

よく、小池和男先生批判を見かけるのは、何故なんでしょうね。 そりゃ、この先生の功績は大きいから、それに対して批判が生ずるのも理解できるのですが、小池和男先生への批判といえば、熟練仮説でしょうか。 それとも、仕事表か?何ができるのか、 その職場…

介護とかがいいじゃない

と言われますね。 なんで、介護がいいの? 人手が足りないのはわかるけれども、 人手が足りない割には、人が食いつかない。 人が食いつかないのは、基本は3Kといわれるものがあるでしょうか。くさい、きたない、きびしい。3Kってこれだっけ? 最近きかなくな…

年越し派遣村

どうしても、政治的要因が大きすぎる気がしてならない。 今年もできるのではないか、という話がある。これって、 もやいの人が煽ったことと、民主が煽ったこと、マスコミが煽ったこと、 これが本当のところでしょう?守らなきゃいけない! という弱者をうま…

所得・余暇選好モデルに移動時間を組み込むときの労働供給のはなし

で、近くて高い家賃、遠くて安い家賃。 どちらを選ぶ?労働供給からみれば、遠くて安い家賃は可処分所得は増えるかもしれないけれど、 平均賃金率は下がります。 限られた時間を使う余暇・所得選好モデルではね。 労働供給のスタート位置が、移動時間分だけ…

余暇・所得選好モデル―余暇がいい

もうちょっと、自分に余裕がほしい。 時間も収入も休みも。なんて、マーケットに反応しない私は、異常値になるのでしょうね。 自分の効用が所得や余暇だけではないけれど、やっぱりそっちはそっちで欲しいよね。所得(賃金率)が上がるなら転職か。今より余…

留保賃金で来る人

留保賃金で来る人が若干いるようです。 少しは書いた気がしますが、 そんなに力を入れて書いた記憶はございませんが、なにか。もう一度書くならば、 これって新古典派の考えでしたっけ?留保賃金の意味とは、労働者の意思決定「働くか働かないか」を、 その…