平均所得


平均所得が300万円というニュースをいつだったか(この先の日付かも?)見た気がします。
この平均所得の見方は、
東京に限れば500万円だったような。
その記事で出ていのは、ほかには沖縄があって、沖縄が低かったような気がしています。

まず、47都道府県だけの平均に限れば、
平均はすそ野がある方に引っ張られるので、
そりゃ物価が異なるので、東京と比べればそれだけ差が生じるでしょう。

上記の平均所得をどのように見たのかはわからないのがあれですが。
とりあえず、物価を考慮しているのかどうかが気になるところ。
まぁ、物価だけで、そんなに大きく異なるのかはわかりませんが。


物価を考慮して出た数字として扱うならば、
次に気になったのは、
県によって失業率は異なるので、それをどう扱うかというところ。

需要と供給がどうあるのかということで、
東京の失業率と沖縄の失業率を比べてどれだけ差が生じているか。

失業率が高いということは、それだけ需給のミスマッチが生じている。
供給が多いので、供給曲線がシフトしない限りには、均衡賃金率は上がらない。


次に、一番気になるのですが、
この統計にした分母は、どこまで入っているのか。
就業者というのは、そりゃそうでしょう。

でも、それは正規雇用だけなのか、非正規雇用も含めたものなのか。
また、収入調整をしたパートなどの被扶養者も含まれているのか。

これによって、また平均所得は異なってくる。
そりゃ、収入を抑えて働く人がそれなりの数を占めれば、平均は落ちる。


私が見た記事はたった5、6行の記事だったので、どういうものなのかわからなかったけれど、
とりあえず、その5,6行から気になったことです。上記が。

ほかにも、何かしらよぎったけれど、手が冷たくて仕方ないので、ここらで。