余暇・所得選好モデル―余暇がいい


もうちょっと、自分に余裕がほしい。
時間も収入も休みも。

なんて、マーケットに反応しない私は、異常値になるのでしょうね。
自分の効用が所得や余暇だけではないけれど、やっぱりそっちはそっちで欲しいよね。

所得(賃金率)が上がるなら転職か。今より余暇は減るけどその分効用は維持できるかい?

所得効果と代替効果ってやつですかね。今の賃金率は悪いわけではないけど、余暇が多いので所得が見込めない。

市場賃金率が高いものにシフトさせ、
所得効果なら、余暇がちょっと増えて所得がちょっと増えるのが本来だけど、提示される労働時間が増えるから。でも、効用は上がる見込みはあるでしょう。
代替効果なら、同じ効用で賃金率は上がっても労働時間を増やすことで、所得を増やす効用をもつ。

グラフで描くとわかりやすいけど、言葉でかくのってむずかしいですね。

今日ももうあと2時間ちょっとでおわり。

時間は有効に使わなきゃもったいないのはわかっているのに、どうにもできない。
というより、意志が弱くなったな。



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テスト前なんでしょうね。
「所得・余暇選好モデル」で来る人がいるようで。

ここでは、基礎的なことしか書きませんが、あくまで参考程度に


効用=所得と余暇の組み合わせ
U=U(L,Y)
いずれかが増えれば、効用は上がる。両方増えても効用が上がる。

効用曲線をノートにいっぱい書いてください。
で、賃金率を適当に書く。

現在の賃金率が上がれば、賃金率の角度は上にずれる。
そのときに効用曲線との接するところができる。できなければ、できるように効用曲線を引き直すか、賃金率を効用曲線と接するように書き直す。

接した所で、所得はその賃金率によって決まっているから、労働時間がここで決まる。
つまり、元の位置より右上に位置するようになる。となると、その賃金率では、その点が効用が最大化する。

ただし、人は所得と余暇の両方に選好を持つことから、
その位置で労働時間が決まるとは限らない。
上昇した賃金率をもとに労働時間を図ることで、賃金率が上昇したときに元の労働時間のときにも効用が上がるものである。

したがって、
その上昇した賃金率の角度を維持させて、
元の効用曲線の接点を見つける。
その接点が、労働時間は変わらない時の賃金率増加による効用が最大化する。

この2つが所得・余暇選好モデルが示すもの。
代替効果と所得効果。
賃金率が上がった時、人はどっちに転ぶかわからないよというもので、
それは、弾力性がどうあるか次第でしょうかね。

右側の「労働」では、たまに労働をキーワードに書いているので、
まれに役立つものがあるかも?