Oliver E. Williamsom(1975)『市場と企業組織』


第3章まで読み終えました。
平野光俊(2009)を読んだことがきっかけなんですよね。この本を手に取ったきっかけって。
まったく意味を理解しないまま読んでいたのですが、伊丹・今井・小池(1981)を読むことを勧められて、そこで内部取引について関心を持ちました。結局、平野(2009)は、中間的存在としての役割が企業内部にあるのは合理的だということを言っていて、平野が用いた調査からもそれを示すものであった。

そこで、もとの本になる、本書を見てみようと思った。
本書は、取引に注目をし、市場で取引するものと企業内部の取引によるもの、それらにアプローチするもの、なのかな?
まだ頭の方なので、どういうものなのかを知ることはできない。

何を示したいのかわからない(正確には、私が理解するだけの能力を欠くことから、わからない、で終わる)こともあるが、なかなか面白いテーマだなと思う。

これをもちいたものから、仮説を導き検証する、ということはおもしろそうだな、と感じる。
市場取引よりも、内部取引の優位性を示すものを仮説にするなら、どうアプローチするか、採択されない仮説を立てること、それが浮かぶか、かな。