女性の非正規は減った

女性就業者のうち、非正規雇用が占める割合が減ったようです。
と、これいつのニュースでしたっけ?

そのときに思いついたことといえば、
女性就業者の非正規雇用が減った要因とは何なのか? という疑問。

そういえば、またヤフーニュースか何かをさらーっと見たくらいなので、
具体的な中身を覚えていないというか、目にしていない気がします。


女性就業者の非正規が減ったというのはどういうことか。
(1)女性就業者数は不変、かつ女性の正社員が増えた
(2)女性就業者数が増加、かつ女性の正社員が増えた(女性就業者数の増加に占める正社員が大きい)
(3)女性就業者数が減少、かつ女性の非正規が減少


(1)は、女性就業者数は変わらずに、そのなかで正規・非正規比率に変化があった。
すなわち、非正規から正規への移行が行われたという見方もあれば、
流入数と流出数が同一であれば、非正規が市場から退出して、別の人が正規に流入したという見方。
ごちゃごちゃしていますね。

女性就業者数が不変としていても、
同じ人が動いたという見方が前者であって、
異なる人が動いた結果、その人数が同一だったというのが後者。
市場から退出したのは非正規で、参入して職を得たのは正規だったということ。
言い回しを変えたつもりでも、あまり変わっていないですね。


(2)は、全体数が増加して、その増加した労働者のうち正規が多かったというもの。


(3)は、契約満了などで非正規が減少したというもの。
非正規のうち、期間を定めない契約というものは多くない。でも、無期雇用という非正規もある。
この場合、非正規というとらえ方をちょっと説明しなければならないので、それは面倒だから、そういうものもあるということにとどめておく。


ほかにも組み合わせはあるかな。
潰していくのが面倒になったので、この3点だけにしておく。


この話はどういう記事だったのかを覚えていないけれど、
女性で初の減少という文字をみた記憶は有る。


正規と非正規の話をするならば、二重労働市場を想定して話をすることもあるけれど、
それをまた説明するのも面倒。


ドーリンジャー=ピオーレのプライマリーとセカンダリーと記してあるところ(第8章?)あたりを読んでください。


さて、どうして女性の非正規は減少したのか。
記事をまともに読んでない私にはわからない。


契約満了などを迎えたが、次の職が見つからなかったために生じた就業意欲喪失効果(市場退出)なのか?
追加的労働力効果として、非正規でなく正規で参入が多かったのか(市場参入)。

それとも、内部で転換する人が増えたのか(セカンダリーからプライマリーを望むときに、それを内部でどう捉えるのかはわからないけど)。

望んで入ったセカンダリーから、プライマリーに移りたいと思う人が多かったのか?



さて、その記事によれば、女性の非正規が減ったとは、どういうものだったのか?


そういや、その翌日あたりにフリーターが増加という記事もあったなぁ。