いつも素顔の私でいたい

どんぴしゃな歌詞ですね。
メロディに乗っていないのが致命的ですが、
この歌詞はかなり本音の部分で、というよりも、聴いていて考えさせられるというか。

先日買った「U-ka Saegusa IN db ?」収録の『いつも素顔の私でいたい』という曲。

今の自分と昔の自分を重ね合わせて、
自分がどうなっているのか、
いろいろと揺れているところ、ということでしょうかね。

自分でありたいけど、
どこかで装っている自分。

素の自分って何?
と、問いかけているようでもあるのか。

いつまで経っても変わらない。
素の自分をいつまで経っても、開示することができなくて。
出来上がった回りの印象が、素の自分であるという、
植えつけられた姿が素になりつつある。
自分をつくることで、自分に対するイメージが作られて、
それが自分になっていく。素の自分とかい離したところで、自分が語られる。
自分が作ったところから、自分を出すことで壊すしかないのに…。

そういう歌、ではないか。

でも、自分を開示することについては、
そんなところもあるのかなぁと。

昔を振り返れば、「あぁ、結局何も変わっていないんだ」という。
そんな心境が、すごく近いかな。

自分ってなに?

と、改めて考えさせられるというか。

でも、「素」の自分がもう、わからなくなってる。
それは、かつてあった「素」の自分と、作られた自分とが同化しているのか、
呑まれているだけなのか、気付かないだけなのか。

わかる?
「素」の自分って。

と、自分に問いかける。


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