統一

金融機関にて

補償制度

カードのスキミングなどで不正に引き出されてしまった預金を過去に遡って、預金者に過失がないなど、金融機関の基準でもって返金した方がいいのではないかという話が、一部政治家から話が出ています。
実際に、過去に遡ってみるのって、限界が生じてしまうし。当時の記憶が曖昧になって、被害者の意識として、過剰に後付されてしまうような場合もありうるわけで、
過去の不正引き出しへの遡及は、なかなか難しいものでしょうね。

認証

手のひらの静脈と指先とで、金融機関では分かれているそうです。
東京三菱銀行UFJ銀行地方銀行の一部では手のひらの静脈推進派(UFJ銀行東京三菱銀行と合併する為、そちらの意見よりになるのは当然のことでしょう)で、
三井住友銀行みずほ銀行のほか、郵政公社は指先派。

先に導入済みである東京三菱銀行が優勢な気もしますが、
如何せん相手側が強い。
郵政公社郵便貯金額は、圧倒的な数字なため指先に軍配が上がるのではないかと、個人的な意見があります。

ま、手のひらだろうが、指先だろうが、相互に使えないのでは意味がなく、今までの磁気の部分で使用可能といえど、その磁気を読み取られ不正に引き出されるわけで、
そんなところをどうこうするのではなく、とっとと基準を統一した方がよろしいのではないか…と。

少し、小さなところでの競争を1つ取り上げてみました。

利便性がある方に軍配が上がることが望ましいですので、本格的に普及が始まる頃にはどうにかしてほしいものです。

日本郵政公社

ゆうパック

コンビニエンスストア業界の中堅どころである、ミニストップが郵パックを扱い始めたようで。大手のローソンに次いでの前面切り替え第2弾。
ヤマト運輸は独占契約を求めている為、ゆうパックとの商品競争を同一店舗内では避けています。ローソンがゆうパックを扱い始めたときに、ローソン側は同時並行で扱いたい旨をヤマト運輸側に交渉していたけれども、ヤマトは価格差で負けてしまうため、ゆうパックの取り扱いを行うのであれば、この先の契約はしない…とのことでした。

不当廉売

日本郵政公社は、税の徴収が低いため、民間会社との競争を同時に行うと、税金の分だけ価格競争に有利である。
そのため、ヤマト運輸日本郵政公社が税を抜いた価格で競争を持ちかけるという優遇されてる状況にあるのに、民間市場に参入してくるのはおかしいということ提訴へ。つまり、不当廉売にあたるとのことで。独占禁止法違反ではないか…との見方。

司法判断はどうなってるのかわかりませんが、
正直、基本的には同じサービスにも関わらず、ヤマト運輸側の利益を少なく見積もっても、1000円ほどの価格からは下げられない…とのこと。
それなのに、それよりも低価格で参入してきて、民間の市場に参入してくるのはどういうことなのか…と

M&A対策

各産業内で動き

最近、各産業の動向を見ると、企業合併やらなにやらで、蠢いていますよね。来年からM&Aが本格的に始まるといわれてますし。
買収の際、外国企業の株との交換が今まではNGだったのが、OKになる。そのため、資本を持つアメリカやヨーロッパの企業が日本企業を食いつぶし始めるのではないか…と囁かれている。

薬品業界で1位の武田でさえ、世界市場で見ると10位にも入れない。14位とかそのへん。
ファイザーTOBを行い、買い付けに入ると守れるかどうかは、難しいのではないかといわれていますし。
株価を上げていかないと、企業を守れない。そんな時代を迎えるようになります。

だから…ではないでしょうが、そういうことを視野に入れて、三共と第一製薬が合併しましたし。相補性があるとはいえど。
藤沢薬品と山之内製薬も合併して、アステラス薬品を立ち上げるし。それでも、トップの武田薬品工業には勝てない。その武田でさえ、今後どうなるかがわからないっていうのに、どうなることやら。まだまだ統合の話はでてきそうですね。薬品業界も。


一気に市場が淘汰されていくようで。
すっきりしてきて、わかりやすくなるけれども、上位企業しか残れなくなるし。中堅・中小だと上位企業グループに吸収されるか、外資傘下になるか、潰れるか…。

皆、生き残りをかけて戦ってるわけです。
そんな成熟市場になかなか新規参入は難しいだけでなく、新規参入企業を大手が市場から追い出そうと躍起になってきますし…。

法律も

商法改正しますしね。
企業もM&Aで容易く変われないための、買収防衛策を講じてます。
たとえば、三井住友銀行UFJ銀行に対して対等合併を持ちかけたとき、
東京三菱銀行との合併の話が進んでいて、東京三菱銀行UFJ銀行に対して資本を注入したときに、色々と条件を飲ませるという方法。ポイズン・ピルと言われてましたね。

東京三菱銀行以外との合併の場合、債権買取額を30%上乗せすることだとか、議決権をどうこうするだとか、色々な対策を講じてました。

ただし、こういう策は事前に盛り込んでおかないといけない。それがルールであって、後から勝手に付け加えるということは違反になる。


ま、そんなわけで、生き残るには色々必要なようですね。

統一

色々と基準も統一していかないと、
色々な方法ですり抜けられてしまうようでは問題だよな…と思ってます。
雁字搦めにしたほうがいいのかどうか、難しいところですけれど。

大手しか残れないようでは、市場がどんどん縮小していくのではないかと、危機感をちょっと感じますね。

買い手側が不利になるのもどうかと思うし、守りが薄くなるのも困るし、
法をどうするかの舵取りは政治任せ…になるのでしょうね。