堀江氏、逮捕へ

偽計取引、風説の流布容疑


午後三時過ぎ。
携帯に、ライブドア社長の堀江氏の任意事情聴取という情報が舞い込んで着ました。

この時点では、メールにさえも気づかなかったのですが(気づいたのは5時過ぎくらいだったかな?)、


帰ってきて、夕飯食べて、ゴロゴロしているうちに転寝してしまい、
目が覚めれば、


「堀江氏、逮捕へ」


と8時くらいに報道がなされていました。
任意事情聴取から早かったな…というのが印象。
なんか急ぎすぎのような気もしますし。あくまで、「容疑」の段階だということは念頭に。

“偽計取引”“風説の流布”は確定的だからこそ、逮捕になったのでしょうが。

明日のマーケットへの影響


ライブドア社長と幹部らの計4人が逮捕されましたが、
明日のマーケットへの影響はどうなるのでしょうか?


今回の容疑が、白か黒かはこれから明らかになるにせよ、

マザーズの指数はライブドア売りによって下がってしまうことなるのではないでしょうか?
容疑の段階とはいえ、いい印象はありません。


本日購入した『AERA』で、

「事件後の株価暴落で、ライブドアにはもはや高株価を活用したM&Aの道は閉ざされた。叙情廃止の可能性も高い」
「いつかは底値で買いあさる投資ファンド外資系証券会社が現れるのではないか」

記事: 「ライブドア切り売りか」  2006年1月30日号『AERA』(朝日新聞社)

という記事がありました。


捜査次第で、「上場廃止」と東証会長の西室氏も仰っていましたし。
結果によっては、監理ポスト、その先に整理ポストに移る可能性もありますね。


といっても、あくまで“逮捕”であり、
容疑が確定したわけではないので、


まだまだ先はわかりませんが、

狼狽売りは避けて欲しいものですね。
売りが売りを誘発させるのは、どうかなと思います。


投資家の方がどういう動きをするかはわかりませんが、

また東証のシステムダウンが起きれば、日本売りが目立つようになりますし。


景気指標は悪くない状況にあり、昭和のいざなぎ景気越えと言われる今回の回復・拡張期ですが、

いつ収縮期に入るのかは読めません。


景気循環から見れば、そろそろ…とも思う気もしますし、
今のところ指標が好調のため、もうしばらくは続く気もしますし。


今回のショックは限定的だといいのですが。


ま、また高値売り安値買いがあるだけだろうな〜と。日経平均も一時下がるような気がするけれど、数日経てばまた先週末あたりの値には戻る…というのは、楽観的なのかな?