『女王の教室』

女王の教室

阿久津先生

今週の『女王の教室』は、またまたやってくれましたねぇ。

ネタバレになっちゃいますが、いいでしょう。もう。

まず、夢オチ。
頭にこれをもってくるとは思いませんでした。

しかも、夢でしか落とせない阿久津先生のキャラクター変化。

てっきり、私立を目指す人には、あんな感じになるのかな〜って思っていましたから。

ま、ありえないか。やっぱり。


次、私立を目指す子たちとの対立。

先週の予告で既に、殴ってしまうシーンは放映されてたのですが、

阿久津先生、それを屋上から(だっけ?)見ていて、ほくそえんでいませんでしたか?
そりゃ、思い通りになったから、わかるのですが。わかるのですけれども。。。


この番組って相変わらず、批判が強いようです。
公式サイトの掲示板には、小学生から現役教師まで、またはこれから小学校に通わすご両親、既卒の中学生など、色々な方がメッセージを残しています。

それだけ、訴えかけるメッセージ性が強いのだと思いますよ。
やっぱり。

色々と問題だなと思うことが、ドラマ内で描かれるほか、
きっぱりと解決策を言い出す(必ずしも解決しなくても、1つの提示にはなってる)し、

また、問題そのものも直視していると思いますよ。

以前に放送されたイジメのシーンなどは、的を射てるな〜と思うセリフだったし。
イジメの解決に対して。

ま、それでイジメがなくなるとは限らないけれども、
抵抗する力をつけることは必要かなとは思いますしね。


で、話がそれました。

「いい加減、目覚めなさい」
の一言。
問題提起ですよね。


やり方が酷いというのは、確かにいえるでしょう。

それでも、あそこまで(結構えぐいこと)やらないと、本当に気づかないし、気づいても次には目をそむけてしまうのじゃないかと思うのです。

子どもに限らず、大人でさえも。


最終回まできちんと見るべきですね。
見せ方の酷さはありますが、人間って残酷だし、狡賢いですよ。結構。

残酷さなんて、特に集団の論理が働くと。

流されてるしかない人が居るのは事実ですし、
なかなか、数が多いものに対して立ち向かうことは大変です。勇気が要ります。これを乗り越えるときは、かなりの苦痛を伴うと思いますよ。


阿久津先生は助長させてる面もあるけれど、きちんと考えさせて、方向性を与えてるのだと思うんですよね。


とにかく、きちんと打ち切りにせずに、ドラマ作成当初のやり方で、最後まで続けて欲しいですな。